Nintendo Switchで発売されているゲームソフト『世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者 HD REMASTER』のプレイ日記です。
ダンジョンRPGが初挑戦であるブログ主の視点からプレイしていて感じた点を中心に書いていく予定ですが、メインストーリーに触れていく可能性もあるため、ネタバレが気になる方はご注意ください。
本作をプレイしたきっかけ
元々ゲームのセールを見漁っていた中で本作を見かけたことはあり、キャラデザがめちゃくちゃ好みだなと思っていました。ただ当時はRPGジャンル自体にもそこまで興味がなかったし、自分で地図書かなきゃいけないのが難しそうだな、というイメージがあって遊んでいませんでした。
それがここ1、2年くらいで、アニメ『ダンジョン飯』や映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のようなファンタジー/RPGの世界感の作品に触れる機会が多く、RPGへの興味が爆上がりしてきたタイミングだったので、「飛び込むなら今しかない!」と思って挑戦してみた次第です。
前回レビュー・感想を書かせていただいた『ブレードキメラ』でも、メトロイドヴァニアジャンルに挑戦して初めてクリアできたので、この勢いで他ジャンルも挑戦しようじゃないか!となったわけです。
共に迷宮を探索するパーティーメンバーをご紹介
ゲームを始めると、まずは冒険者ギルドで「冒険者の登録」を行います。いわゆるキャラクタークリエイトです。
個人的に予想外だったのが、このゲームでは”メインキャラクター”のようなキャラ背景が固定で決まっているキャラクターが一人もいなくて、パーティーメンバーの名前、職業、容姿まで自分で決めることができるようです。
SNSで調べると、パーティーメンバーのバックグラウンドとかも自分で考えてプレイして楽しんでいるプレイヤーもいるとか。なにそれ楽しいじゃん。
せっかくなので私も好き勝手にキャラクターを作成して、好き勝手に妄想して楽しんじゃいたいと思います。
ということで、私が考えた、今回旅を共にするパーティーメンバーをご紹介。

プリンセスのルーナ。
とある王国の王女だが、兄弟からの王位争奪のためダンジョン奥深くに眠る権力を覆すほどの”力”を求めて世界樹に来た。側近かつガードマンとしてアルフを連れてきた。いわゆるクソガキ。唯一の異母兄弟だったこともあって王国兄弟の中ではよそ者扱いされている。
この容姿デザインが一番好きでした。顔の表情からして生意気そうで、アルフをこき使っているイメージです。

ファランクスのアルフ。
ルーナの側近かつボディガードとして付き添い。王女の生まれる前から王国に仕えていて、王女の幼少期から傍で支えてきている。王女の生意気な態度に冷静沈着に対応しながらも、どこか少し甘やかし気味なところもある。この旅で願うのは王女の願望の実現と、なにより無事であること。
ファランクスはどの容姿もカッコよかったのですが、1番真面目で頼りになりそうな容姿を選びました。

ウォリアーのダイアナ。
女性しかいない一族の子孫。部族の禁忌を犯してしまい一族を追い出された。剣術に秀でていたことから、王女にパーティーメンバーとして拾われる。俗世間から離れた部族の島で暮らしていたため、常識知らずなところがある。戦闘狂で先走りがちでパーティーメンバーを困らせることが多い。
設定と名前で元ネタがバレそう。やっぱアタッカーっぽいキャラは1人は欲しいですよね。

ゾディアックのブルース。
王国の研究者としてダンジョンを研究してきた。ダンジョン専門家として、王女の世界樹の迷宮探索のサポートとして旅を共にすることになる。実は王女の兄弟から送り込まれたスパイでもある。
パーティーに闇属性が足りなさそうだったので生み出されたキャラ。現状1番設定が定まっていないです。

バリスタのナターシャ。
世界樹の迷宮のある都市アーモロードの賞金稼ぎ。とある事件に巻き込まれて追われる身となってしまい、身を隠すため王女のパーティーメンバーに紛れ込んでダンジョンに逃げ込む。一応世界樹の迷宮についての噂は酒場で散々耳にしているため、ダンジョンに関する情報にはある程度精通しているがダンジョン探索の経験はない。
個人的美学として賞金稼ぎキャラは必須。裏切るかもしれない危うさが欲しいです。某SF映画シリーズみたいな。
…というかんじでパーティーメンバーを考えてみました。最初はそこまで背景を作りこむつもりはなかったんですが、考えていくほど楽しくなっちゃいました。
ここで考えた背景が役立つかどうかはさておき、キャラクターたちへの愛着が湧いてモチベが高まったことは間違いありません。
いざ、迷宮探索へ!
まずはアーモロードの元老院からの依頼で、まずは地下一階の地図を完成させて冒険者としての力が十分にあることを証明せよ、とのこと。いざ第一階層へ!

ダンジョン内では一人称視点で、マスになっているダンジョンを1マスずつ進んでいきます。
ダンジョンRPGの特徴として、ダンジョン内のマップは自分で作っていく必要があります。HDリマスターの場合は画面の右半分に地図を開いて書いていきます。オートマッピング機能がデフォルトでONになっているので、プレイヤーが進んだ道が自動でマッピングされていきます。ダンジョン内にある隠し通路や宝箱、扉などは自動でマッピングされないので、あらかじめ準備されたスタンプを地図に書いていきます。
ダンジョンRPGの面倒くさそうだなと思っていたマッピングも、自分で本当に旅をしているようでやってみると結構楽しい。進んだ道は自動でマッピングされるので面倒くささが軽減されている点も大きいかもしれません。一歩ずつ恐る恐る進んでいく感じがワクワクしちゃいます。

数歩進むとモンスターとエンカウントして、RPG定番のコマンド形式の戦闘になります。通常攻撃かTPを消費してスキルを使ってダメージを与えていきます。
スキルはキャラクターごとにスキルツリーがあり、レベルアップごとに付与されるスキルポイントを割り振って獲得していきます。
システム面は理解した。思ってたより簡単かもしれない。この調子なら地下1階の地図完成くらい簡単じゃね!?きっとルーナもそう思っています。

え?
敵は思っていたより固いし、ダメージも結構大きめ。ダンジョンの出入口が遠ざかるにつれて潰れていくパーティーメンバー。
最後の一人になったブルースは茂みの向こうに罠にかかったモンスターを発見。HPが厳しい中、わずかに残された良心が働いてしまいモンスターを罠から解放。なんか感謝してもらえるかなとか甘い期待は瞬時に裏切られることになりました。モンスター親子が出現し、逆恨みされてしまいました。

そのようなイベント系の戦闘では逃げることができないようです。なすすべもなくボコボコにされ、迷宮の苗となったのでした。これが…世界樹の迷宮…。途中まで順調だったので完全に舐めてました。
ゲームオーバーになると前回セーブした段階まで戻ってしまいます。幸いキャラクリしたときにセーブはしていたのでキャラの作り直しにはなりませんでした。最初はキャラが潰れたら消してやり直しプレイとか考えていたんですが、そんなことする余裕はなさそうです。
敗因を考えていたら、初期装備のままだったことに気づき、装備を新調することに。

ネイピア商会では、ダンジョン内で使用できるアイテムや装備を購入できます。回復アイテムも大事そうだと気付けたので、できる範囲で装備とメディアという回復アイテムを購入してから再度ダンジョンへ。
装備を変えただけでも戦闘のしやすさが段違い。攻撃が通りやすくなりました。ダメージは相変わらず大きいものの、回復アイテムでどうにか乗り切り、地下1階の地図を踏破できました。

元老院のおばあちゃんにも認めてもらい、はれて正式に冒険者です。
ダンジョンRPG楽しめそう
初めてのダンジョンRPGは、戦闘はアイテムや装備をうまく使ってクリアできる程よい難易度で、懸念していたマッピングに関してもオートマッピング機能で初心者でも簡単に地図を作れるようになっていて、思っていたよりもはるかにプレイしやすかったです。
また、完全なオートではなく、宝箱などの細かいところは自分でやらなくちゃいけないところが、自分でコツコツと地図を作ってダンジョンを攻略していく醍醐味をしっかり残してくれていてちょうどいいバランスになっていると感じました。
キャラクターを自分で想像して使ってプレイするシステムも、初めこそ面倒に感じるかもしれませんが、考えた分だけキャラクターへの愛着が湧いてプレイが一層楽しくなるのが最高でした。
彼らの旅の先を見届けたいので、引き続きプレイしていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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